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| 東日本大震災の影響で大きなダメージをうけ、本堂、山門の建築を進めているところで、連絡をいただきました。 客殿庫裡は、社寺建築専門の会社に設計施工共で、すでに建築してありました。 今回の本堂も、建設会社から図面、写真等、提案いただいて、直接見学にも行かれたとの事でした。 しかし、ご住職さんは、納得されていないようでした。 そこで、先ず金額は別として、建築したいと思っている建物を、具体的に話を、お聞きし出来るだけそれに近づけるように、 一緒に見学にも行き、全体から、詳細まで、構想を、具体的にまとめて行きました。 そこでやっと、ご住職さんが、納得いく計画図面が出来上がりました。 5社で入札、2社しぼりこみ建設委員会にて、内容検討調整し決定いたしました。 工事に入ってからも、ご住職さん自ら工事の内容を確認しながら、基礎、木材、木組加工と不明なところは、説明を求められ、納得しながら完成を迎えました。 これだけしっかり自分で、見えない所まで確認しているから大丈夫と、言われたことが、心に残っております。 構想から、資金、計画、業者選定と、詳細なところはもちろんの事、全体をしっかりと見据えて、すぐに決断、行動される。 ご住職さんには、本当に頭の下がる思いです。 高台にあり、落ち着いた本瓦葺きならではの、檀家の皆さんに喜んでいただける建築となりました。 |
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| [とじる] | ||||||||
